社労士試験

社会保険労務士(社労士)の試験!社会保険に関する一般常識の出題傾向や勉強法!

社会保険に関する一般常識

社会保険労務士(社労士)の試験科目の社会保険に関する一般常識について

社会保険労務士(社労士)の試験範囲は、労働基準法や雇用保険法などの大きな分野だけではありません。

次の2つの分野の一般常識に関しても、社会保険労務士(社労士)の試験では問われます。

  • 労務管理その他の労働に関する一般常識(労一)
  • 社会保険に関する一般常識(社一)

労務管理その他の労働に関する一般常識は労務管理と労働関係に関する問題、社会保険に関する一般常識は各社会保険を始めとした社会保障の内容です。

※社会保険労務士(社労士)の試験の労務管理その他の労働に関する一般常識については、こちらのページで詳しく解説しています。

社労士 労務管理その他の労働に関する一般常識
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一般常識とは言っても世間一般での常識ではなく、社会保険労務士(社労士)の試験対策を通じて初めて知る内容も少なくありません。

以下では、社会保険労務士(社労士)の試験科目の社会保険に関する一般常識についてまとめました。

社会保険労務士(社労士)の試験科目!社会保険に関する一般常識の内容は?

社会保険労務士(社労士)の試験科目の中で社会保険に関する一般常識が難しいと言われているのは、試験範囲が膨大なのが理由です。

他の試験科目よりも範囲を絞ることができないため、しっかりと得点できない受験生が増えています。

社会保険労務士(社労士)の試験科目の社会保険に関する一般常識の内容は、主に次の4つの社会保障制度です。

  • 社会保険:「医療保険」「年金保険」「労災保険」「雇用保険」「介護保険」
  • 公的扶助:「生活保護」
  • 社会福祉:「母子」「児童」「高齢者」「障害者」へのサービスの提供
  • 公衆衛生:「上下水道整備」「健康診断」「感染症対策」「予防接種の実施」

社会保障制度は、憲法25条に基づいて国民の健康で文化的な最低限度の生活を保障する目的で制定されました。

あらゆる内容の問題が社会保険に関する一般常識では問われますので、社会保険労務士(社労士)の試験では法令科目同士の横断的知識が必須ですね。

社会保険に関する一般常識だけの試験対策で見てみると、「厄介だな~」「難しいな~」と感じるかもしれません。

しかし、似通った制度や仕組みを横の比較で頭に入れておくと、別の社会保険労務士(社労士)の試験科目でも活かすことができます。

社会保険労務士(社労士)の試験科目!社会保険に関する一般常識の出題傾向は?

社会保険労務士(社労士)の試験科目の社会保険に関する一般常識は、広く浅くを前提に勉強を進めるのがポイントです。

全てを完璧にするのではなくあくまでも合格基準のクリアが目標ですので、社会保険に関する一般常識の出題傾向を掴まないといけません。

社会保険に関する一般常識で頻出する問題は、下記のように社会保険制度に関連する法令です。

  • 健康保険:怪我や病気、出産や死亡への保障をする医療保険で、日本では国民皆保険制度が採用されている
  • 厚生年金保険:会社に勤めている人が加入する公的年金で、老後の生活や死亡に備える目的の保障制度
  • 雇用保険:労働者の安定した雇用や就業の促進のために制定された保険制度(求職者給付や育児休業給付)
  • 労災保険(労働者災害補償保険):仕事中や通勤中に起こった事故や災害が原因の病気や怪我に対する保障制度
  • 児童手当法:児童を養育している者に児童手当を支給して子供の健全な育成を促す法律
  • 確定拠出年金法:今までの年金制度に加えて個人として積み立てを行う年金
  • 日本年金機構法:特殊法人日本年金機構の業務と運営に関して定めた法律

社会保障制度は近年注目が集まっていますので、社会保険労務士(社労士)の試験の社会保険に関する一般常識でも当然のように出題されます。

法律改正の直後は狙われることが多いため、重点的に学習を進めるのが良いでしょう。

社会保険労務士(社労士)の択一式試験では法令分野からの出題が多いのですが、選択式試験では各法律の目的条文や総則部分に関する問題も見られます。

目的条文が重要なのは、社会保険に関する一般常識も他の試験科目も一緒ですね。

また、社会保険労務士(社労士)の試験科目の社会保険に関する一般常識では、下記のように社会保険の沿革も出題される傾向があります。

  • 年金制度の運営や適用状況
  • 現代日本の少子高齢化社会の現状
  • 社会保障の給付と負担の現状
  • 戦後から現代までの人口変遷

社会保険に関する一般常識だけではなく労務管理その他の労働に関する一般常識にも該当しますが、満遍なく各法律を勉強して頭に入れておきましょう。

社会保険労務士(社労士)の試験科目!社会保険に関する一般常識の勉強法はこれだ!

社会保険労務士(社労士)の試験科目の社会保険に関する一般常識は、5問の択一式試験と1問の選択式試験が出題されます。

社会保険に関する一般常識の選択式試験は救済がないこともざらですので、正しい学習でしっかりと得点できるようにしておかないといけません。

このページでは、社会保険労務士(社労士)の試験科目の社会保険に関する一般常識の勉強法についてまとめてみました。

範囲が広い社会保険に関する一般常識の勉強をどう進めれば良いのかわからない方は参考にしてみてください。

厚生労働白書を確認する

厚生労働白書とは、厚生労働省が発表している行政年次報告です。

資料の数は膨大ですが、社会保険労務士(社労士)の社会保険に関する一般常識は厚生労働白書からも出題されますよ。

つまり、社会保険労務士(社労士)の社会保険に関する一般常識の択一式試験も選択式試験も厚生労働白書を使った勉強が欠かせません。

具体的に社会保険に関する一般常識の厚生労働白書からの過去問を見ていきましょう。

<平成27年度 一般常識(社一) 問9 肢E>

  • 本問は平成26年版厚生労働白書を参照している
  • 日本の高齢化率(人口に対する65歳以上人口の占める割合)は、昭和45年に7%を超えていわゆる高齢化社会となったが、その後の急速な少子高齢化の進展により、平成25年9月にはついに25%を超える状況となった。
  • 答えは○(平成25年9月にはついに25%を超えるという要点を押さえていればOK)

中でも、「少子高齢化」「雇用」「年金問題」を中心に日本が抱えている深刻な問題を捉えた内容が出題される傾向があります。

厚生労働白書の全てに目を通すのは無理がありますが、社会保険労務士(社労士)の社会保険に関する一般常識の試験対策で活用できるのは間違いありません。

専用の対策講座やテキストを活用する

社会保険労務士(社労士)の試験科目の社会保険に関する一般常識では、専用の対策講座やテキストの活用が欠かせません。

試験本番までの限られた時間内で、社会保険に関する一般常識の出題範囲を全て網羅するのは不可能です。

あまりにも社会保険に関する一般常識の勉強に時間をかけていると、他の科目が疎かになって社会保険労務士(社労士)の試験で不合格になります。

だからと言って何の対策もせずに試験に臨むと、今度は足切りにあいやすいのが厄介なところです。

そこで、社労士試験対策講座の一環として提供される一般常識講座が役立ちます。

大手の予備校やスクールで実施されている一般常識講座では、社会保険に関する一般常識の頻出箇所を効率良く学べるのが大きなメリットです。

独学で膨大な範囲から狙われる事項を正しく抽出するのは難しいので、専用の対策講座やテキストで社会保険労務士(社労士)の試験勉強に取り組みましょう。

法改正を押さえておく

社会保険労務士(社労士)の試験科目の社会保険に関する一般常識は、法改正の多い科目です。

「国民健康保険法」「高齢者医療確保法」「介護保険法」「確定給付企業年金法」は、改正部分を中心とした複合問題が出題されます。

そのため、法改正は参考書やテキストで個別に対策しないといけません。

押さえるべきポイントはたくさんありますので、参考書と過去問をこなしながら社会保険に関する一般常識への理解を深める努力をしてみてください。

まとめ

社会保険労務士(社労士)の社会保険に関する一般常識の科目は、難解な問題が数多く出題されます。

更に試験範囲も膨大に広いため、「自分には無理なんじゃないか…」と諦めている受験生も少なくありません。

しかし、社会保険制度に関連する法令が社会保険に関する一般常識では出題される傾向がありますので、広く浅くかいつまんで勉強をしていれば合格基準点をクリアできますよ。

参考書や過去問に加えて専用の対策講座を利用すれば効果的な社会保険労務士(社労士)の試験対策ができますので、少しずつ取り組んでみてください。

社労士の試験制度や試験対策・勉強法などは、下記も参考にしてください。

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<試験制度 総合>

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