社労士試験

社会保険労務士(社労士)の試験対策で横断整理が大事な理由!おすすめのテキストは?

社労士の横断整理

社会保険労務士(社労士)の試験対策で横断整理が大事な理由!

社会保険労務士(社労士)は、国家資格の中でも難易度の高い試験です。

その試験を突破するには、様々な法律の共通点と相違点を把握して整理する横断学習や横断整理が欠かせません。

試験前の対策で横断整理ができているのかどうかで、社会保険労務士(社労士)の合否が決まると言っても過言ではないですよ。

このページでは、社会保険労務士(社労士)の試験対策で横断整理が大事な理由を解説していきます。

試験範囲が非常に広い

社会保険労務士(社労士)の試験で横断整理が大事なのは、試験範囲となる法律が多く、さらに、それぞれの法律に類似点が多いことが一番の理由です。

社会保険労務士(社労士)の試験科目は、次の10分野で構成されています(合計点数は、択一式と選択式の配点を合計したものです)。

社会保険労務士の試験科目 合計点数 試験の特徴
労働基準法 10点 行政通達や判例からの出題で法律の理解が求められる
労働安全衛生法 5点 労働基準法と抱合せで暗記中心の問題が出題される
労働者災害補償保険法 12点 保険給付を中心に幅広い範囲から出題される
雇用保険法 12点 基本手当や給付などの基礎的な知識が問われる
労働保険徴収法 6点 暗記中心の科目で労働保険料に関する各種手続きが問われる
労務管理その他の労働に関する一般常識 10点 「労働関係諸法令」「労務管理」「労働経済」の3分野
社会保険に関する一般常識 10点 医療保険や年金制度の動向など出題範囲が広い
健康保険法 15点 保険給付などの基本的な仕組みや難しい通達について出題される
厚生年金保険法 15点 複雑な制度の法律の仕組みについて問われる
国民年金法 15点 基本規定や法改正に関する問題が問われる

様々な法律が入り混じっている試験ですので、その定めを丁寧に記憶しないといけません。

社会保険労務士(社労士)のテキストを読んで「同じ文章を読んだような…」と感じることはありますが、それぞれの法律で類似点があれば相違点もあります。

その理解度を深めるのが試験合格の秘訣ですので、社会保険労務士(社労士)の資格は横断整理に焦点を当てて対策すべきですね。

ひっかけの選択肢の罠にはまらずに済む

社会保険労務士(社労士)に限った話ではありませんが、本番の試験ではひっかけの問題がいくつか出題されます。

上記で解説した社会保険労務士(社労士)の科目は、ひっかけ問題を作りやすいのが特徴です。

法律の間には共通する定めがありますが、それを理解していないと選択肢の罠にはまってしまいます。

ひっかけ問題の選択肢の罠にはまらないようにするには、社会保険労務士(社労士)の横断学習や横断整理がおすすめです。

横断整理を意識して社会保険労務士(社労士)の試験対策を行うと、様々な法律の共通点と相違点を整理して把握できるようになります。

試験科目が多いからこそ、色々な法律も紐づけて考えないといけません。

実践するのは非常に難しいものの、基礎的な知識を得た後に横断整理をしていれば、社会保険労務士(社労士)の試験合格に近づきます。

勉強時間の目安が長い

社会保険労務士(社労士)に合格するには、次の勉強時間が必要だと考えられています。

  • 独学で合格を目指すのであれば800時間~1,000時間
  • 通信講座のカリキュラムは500時間~600時間

司法書士や税理士と比べると勉強時間は短いのですが、それでも長期戦は覚悟しないといけません。

限られた勉強時間で法律に関する知識を頭に入れるためにも、社会保険労務士(社労士)の横断整理は必要不可欠です。

なるべく短期間で社会保険労務士(社労士)の試験合格を目指している方は、要点を整理する横断学習に取り組んでみましょう。

社会保険労務士(社労士)の試験勉強で横断整理を取り入れる際に注意したいポイント!

社会保険労務士(社労士)の試験は、横断学習や横断整理のメリットが大きい内容です。

しかし、間違ったやり方で取り組んでいても、法律の知識を得て試験合格に繋げることはできません。

ここでは、社会保険労務士(社労士)の試験勉強で横断整理を取り入れる際に、押さえておきたい注意点をいくつか挙げていきます。

  • 横断的な知識を身につける前に、参考書で基礎的な知識について学習する
  • プロフェッショナルが知恵と経験で作成した専門のテキストで勉強する
  • 得た知識をアウトプットする過去問を使った対策も忘れずに行う

社会保険労務士(社労士)の試験対策において、最初から横断整理をスタートさせることはできません。

法律の共通点と相違点を把握する横断整理は試験勉強の応用編ですので、基礎的な知識が必要不可欠です。

基礎学習を怠っていると、専門のテキストを使って社会保険労務士(社労士)の横断学習をしても意味がありません。

焦っても社会保険労務士(社労士)の試験に合格できるわけではありませんので、まずは専門家が作成した参考書で基礎知識をインプットすることから始めてください。

社会保険労務士(社労士)の横断整理におすすめのテキスト5選!

社会保険労務士(社労士)の試験対策では、参考書やテキスト、過去問を使った学習が必須です。

この点に関しては、独学でも通信講座の利用も変わりありません。

以下では、社会保険労務士(社労士)の横断整理におすすめのテキストを紹介していますので、選び方で迷っている方は参考にしてみましょう。

2020年度版 みんなが欲しかった! 社労士 全科目横断総まとめ

『2020年度版 みんなが欲しかった! 社労士 全科目横断総まとめ』は、大手の資格スクールのTACから出版されているテキストです。

フルカラーで要点が整理されていますので、社会保険労務士(社労士)の横断整理に適しています。

他にも、『2020年度版 みんなが欲しかった! 社労士 全科目横断総まとめ』のおすすめポイントをいくつか挙げてみました。

  • 本番の試験で論点になりやすい類似事項と共通事項をまとめて整理できる
  • 「総まとめ編」では科目ごとに重要事項を整理して合格率をアップできる
  • 重要キーワードを隠しながら学習を進められる赤シートが付属されている

コンパクトな判型のテキストですので、ちょっとしたスキマ時間の学習にも向いていますよ。

月刊社労士受験別冊 勝つ!社労士受験 横断整理徹底攻略2020年版

類似点や相違点を含めて横断的に整理したい方には、『月刊社労士受験別冊 勝つ!社労士受験 横断整理徹底攻略2020年版』がおすすめです。

『月刊社労士受験別冊 勝つ!社労士受験 横断整理徹底攻略2020年版』は、セミナーや講習を開催している労働調査会が出版しています。

このテキストを使って横断学習ができるのは、次の3つが大きな理由です。

  • 「総則等」「賃金等」「通則」「給付」「費用」「雑則等」と頻出テーマごとに6つのパートにわけている
  • 理解度の確認に最適な過去問が付属されている
  • 最新の法令と出題傾向を徹底的に分析している

現在確定している法令に準拠したテキストですので、独学で社会保険労務士(社労士)の合格を目指している方は『月刊社労士受験別冊 勝つ!社労士受験 横断整理徹底攻略2020年版』を使ってみましょう。

基本マスター横断整理答練

『基本マスター横断整理答練』は、資格取得学校のクレアールから提供されているオリジナルの教材!

市販で購入することはできませんが、『基本マスター横断整理答練』は社会保険労務士(社労士)の横断整理に焦点を当てています。

ここでは、他の社会保険労務士(社労士)の参考書やテキストとは違った特徴をまとめてみました。

  • 出題科目を「労働関係科目」「社会保険関係科目」「一般常識科目」の3つに分類している
  • 科目横断的に頻出する重複キーワードをオリジナルの整理方法で解説している
  • 1,000問の問題演習に匹敵する学習中期段階で効率良く横断整理ができる
  • 解説の中に図表を多く取り入れることで、視覚的にもしっかりと記憶できる

「似たような規定が多くて区別がつかない」「ボリュームが多くてやるべきことを消化できない」と悩んでいる受験生は、『基本マスター横断整理答練』を使ってみてはいかがでしょうか。

ゼロからスタート! 澤井清治の社労士1冊目の教科書

『ゼロからスタート! 澤井清治の社労士1冊目の教科書』は、大手の資格スクールのLEC東京リーガルマインドが監修しているテキストです。

全ページオールカラーで抜群にわかりやすいため、社労士の試験対策を始める初学者にも向いています。

『ゼロからスタート! 澤井清治の社労士1冊目の教科書』では、次の3つの学習法が示されていました。

  • 法令の趣旨を定めた目的条文を比較しながら覚える横断学習のアプローチを採用している
  • 「ゴロ合わせ」や「フレーズ化」を駆使して楽しく暗記ができる
  • ポイントを押さえたわかりやすい解説で10時間で人事総務の仕事がわかる

LECの人気講師が最短ルートで社会保険労務士(社労士)の試験合格を教えてくれます。

2020年版 ユーキャンの社労士 はじめてレッスン

通信教育のサービスを提供するユーキャンは、60年間以上に渡って学びのきっかけを提供してきました。

『2020年版 ユーキャンの社労士 はじめてレッスン』は、ユーキャン出版の社会保険労務士(社労士)のテキストです。

何よりもダントツのわかりやすさを意識して作られていますので、社会保険労務士(社労士)の合格に必要な基礎力を養成できます。

各章末の○×・穴うめ式の確認問題で、定着度を確認しながら学習を進められるのも『2020年版 ユーキャンの社労士 はじめてレッスン』の魅力的なポイントです。

法律の横断整理にも向いていますので、社会保険労務士(社労士)のテキスト選びの選択肢に加えてみてください。

まとめ

以上のように、社会保険労務士(社労士)の試験対策では横断学習や横断整理が重要です。

法律の類似点や相違点を把握する横断整理は、社会保険労務士(社労士)の合格への必勝テクニックと言っても過言ではありません。

市販のテキストを使って着実にステップアップすることもできますので、社会保険労務士(社労士)の合格を目指している方は一度チャレンジしてみてください。

社労士の試験制度や試験対策・勉強法などは、下記も参考にしてください。

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